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想いでのマカロン日記~その4

ありとあらゆる失敗の繰り返しの日々が、相変わらず続きました。

まるで知らない人のパスワードを探すように、何通りもの数字を組み合わせるように、少しずつですがパズルが解けていくように失敗の原因を積み重ねていくと、答えが近づいて来るのが自分でもわかるようになって来ました。

後もう少しかな?きっと後もう少し・・・。そんな繰り返しがその頃は続いていました。そんな折にフランスに行く機会に恵まれて・・・いざマカロンの待つパリへ。

きっと答えは見つかるはずです。そして僕が理想とするマカロンに出会えるはずです。

今と違って直行便は高くて結局アンカレッジ周りの17時間くらいかかった便だったとたと思います。

いざパリへなんて、大げさなモンじゃないんだけど久しぶりのパリです。

今回の目的は僕の理想とするマカロンを探す事です。

そして僕のマカロンの感性のヒントをもらう事です。それも日本人の味覚にあったマカロンを完成させるためです。

その頃のパリでもマカロンパリジャンを扱ってるところは少なくて・・・でもできる限りパリの街中を歩きながら探しました。

山本益弘さんの地図を頼りに。でもたいていのお店のマカロンは、僕の口には合いませんでした。理想とするマカロンには程遠かったように思います。

有名店に行ってもそれは代わりませんでしたし、扱いも今みたいにディスプレーに使ったりなんて無くて、

今のラデュレみたいに品揃えが沢山あるなんて事も無くお店の片隅にお決まりの味、

多いところでも(ショコラ、フランボワーズ、シトロン、ピスターシュ、カフェ)の味くらいしかありませんでした。

食感も甘くて重く、ねっちり!フランス人て本当ににこれ美味しいと思って食べてるのか知らん?僕には???

現在パリで売られてるマカロンアルデュールのものとは、まるで別物です。

うーん?何かあきらめにもにた虚無感に包まれたのは覚えています。

佐伯祐三の描くような重く暗い冬のパリの街を歩いたのを覚えています。

まさかそれから、いまのアルデュールマカロンのスタイルになるまでこんな時間がかかるなんて、そのときの僕には想像もつきませんでした。

又こんなに可愛く愛しいマカロンにのめりこむなんて思いもしなかったのは事実です。

昨日いただいたchikaさんからのコメントうれしく拝見しました。

そう!初めて自分の理想とするマカロンが出来たときの喜びは、今も忘れません。

何個も何個も美味しさとうれしさと共に食べ、キュートなマカロンを手にとり愛しくずっと眺めていた自分を思い出し、うれしさに浸らしていただきました。

ありがとうございます。

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