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想い出のマカロン日記~その18

抹茶以来、僕の和素材への傾倒は続きました。

マカロンの素材の組み合わせも、どんどん自由な発想が生まれてきます。今も人気が続く抹茶とあんこのマカロンもこの頃の発想から生まれたものです。抹茶のキルシュ風味のクリームや伊予柑とオレンジ花水、煎茶とパッションフルーツ、和栗とオレンジなどの和洋のカテゴリーにとらわれないマカロンが登場してきました。

どれも、その当時としては斬新な組み合わせで、よくお客様にどんなマカロンか想像がつかないなんて言われていました。

話は少し変わりますが、今日のラジオ出演でアルデュールマカロンのカテゴリーのクレアシオン(創造)のお話になったときの事です。ふっと僕の頭をよぎったのが、一番最初の創造的なマカロンてなんだったんだろうと、頭の中を疑問が渦巻きだしました。

大事なきっかけの味です。

それは、ダマスク ローズ(バラ)のマカロンだったのを思い出しました。まだシーホークにいる頃ですから五年位前の話です。ピエール エルメがイスパハンを出した頃だったように思います。バラと木苺とライチ マカロンのプティ ガトウです。これは、僕の常識を超えたお菓子でした。

バラ?花でしょ?何でそんなの食べるの?が第一印象です!

そう!あの時もそうです

石鍋シェフと仕事した時も!

ローラン ぺリエとバラのソルべ!この美味しさは、その当時25歳の子供の僕には、大人の香り漂う色気のある風味についていけませんでした。シャンパンだけならまだしも、それに香りの想像すらできないバラ!

この組み合わせは、まだ子供の味覚の僕には太刀打ちが出来ませんでした。

でも経験と言う時間は、僕の味覚、嗅覚の成長を助けてくれました。イスパハンが何の違和感も無く染み入るように美味しく感じました。

そう!またひとつ理解できなかった、味、香りを理解する事で僕自身の、味覚と嗅覚の領域は、格段の広がりを見せました。

そう!バラの香りを理解する事で・・・。

そして、新たに創造することで、自分の既成概念を破る事になっていく事に気付かされた出来事です。

バラの香りは、そのくらいの力と神秘性が僕には、あるような気がしたのです。

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