« 婦人画報に掲載されました!! | トップページ | 想い出のマカロン日記~その20 »

想い出のマカロン日記~その19

ダマスク ローズってなに?

バラのマカロンを作りたいという衝動に駆られだした僕は、まずは、バラのリキュール、バラの花水、食用のバラのパヒュームなど、メーカーを替え探したり、人伝に探してもらったり、アナログ人間の僕は、ネットで検索なんて考えもつかず・・・。

でも、どれも香りに力強さがなかったり、人工的な香りがしたりで僕には、どうも納得がいきませんでした。

僕が食べ物で嫌いなものは、意図的に作られた香りがするものが一番耐えがたいものです。簡単に言えば人工的な香りです。鼻の奥にいつまでも残る不自然な香り、我慢が出来ないくらいです。ですから、僕が作るマカロンなどのお菓子は、香料と呼べる物はほとんど使いません。

ただ例外的に若干は、微量ですがマカロンでも使ったものは有ります。

とにかく自然の生命力や活力が溢れる素材が好きです。

話はずいぶんと横道にそれましたが、バラの話に戻します。それでも僕は、そのバラの素材で、マカロンを作っていました。でも間の抜けた香りで、頼りなく納得がいくマカロンが出来ません。バラのお酒を煮詰めて香りに深さを出したり、香料でごまかしたり、クレーム オ ブールをイタリアンメレンゲに変えてみたり、考え付くもの全て試してみました。でもそれなりに美味しいのですが、マカロンからは心が高ぶるようなバラの香りはありません。

そうこうしていると、二年近く過ぎていました。アルデュールもオープンして三ヶ月くらいたった頃です。偶然にもそのバラと出合ったのです。

求めよ、さらば、与えられん!

思っていれば、叶うものです。

ダマスク ローズ!

ブルガリアのバラの谷に咲く小さな可憐なバラです。後で知る事になるのですが、バラの中でも香りが強く最高のバラと称されるバラです。僕は、このバラに出会うことで本当のバラの香りを知ったのが事実です。取り立てて僕は、バラの花が好きだったわけでもありませんが・・・いやいや・・・嫌いでした。だって男の僕が・・・分かりますよね?今だからほんとに香りのいい香水が出回ってますが、昔のバラの香水のイメージは、安っぽい場末の香りでした。そのイメージをこのバラは、覆してくれました。参りました降参です。

特に、このバラで作られたコンフィチュールがなかったら、アルデュールのバラのマカロンや、バラのボンボンショコラ(ジュンヌ)は登場しなかったと思います。

|

« 婦人画報に掲載されました!! | トップページ | 想い出のマカロン日記~その20 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191151/12134749

この記事へのトラックバック一覧です: 想い出のマカロン日記~その19:

« 婦人画報に掲載されました!! | トップページ | 想い出のマカロン日記~その20 »