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2010年春夏新作マカロンコレクション

5月6日よりいよいよ春夏新作コレクションを発売します。各店舗によりショーケースの大きさなどの違いにより発売の日にちや12種類全部新作をいっせい販売する事は出来ませんが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。また各店舗新発売の日にちが違いますので詳細は、お問い合わせ下さい。しかしながら本店は新作を含め47種類のフルラインナップを取り揃えておりますのでご利用いただきますようお願い申し上げます。

アルデュールの今年のテーマは、懐かしさと安らぎです。今までのような斬新な味、香り食感の組み合わせではなく、どちらかと言えばごくありふれた素材の価値を見直し新たな息吹を感じるような、心が温まるような小さな幸せを感じる美味しさを求めたいと思いました。誰もがそして自分自身が一度は、経験したであろう懐かしさを想い出すようなノスタルジックなものが今回のテーマです。まだ試作段階のものもありますがご紹介しておきます。


ピナコラーダ
01
30年以上前だったと思います。ルパート ホルムズのヒムの歌詞の中にピナコラーダなる言葉が出て来たのを鮮明に覚えています。パイナップルとココナッツのカクテルがその当時NYで流行っていたために歌詞に登場しました。カクテルのレシピー同様にココナッツ、パイナップル、ホワイトラムの風味が懐かしく優しい食感と香りが表現できていると思います。

イヴォワール マント
02
昨年は、同じ表現でスィートチョコレートを使いました。今年はより軽やかにミントの青い香りを表現したくなりました。新鮮なミントを煮出し、ミントリキュールで調味しました。ヴォルフベルガーのミントリキュールは、突き抜けるような清涼感が特徴です。マカロンコックにもドライミントを入れより深く印象残るように仕上げました。


エキゾティック パッション
03
コート ジヴォワール産のパッションフルーツは太陽の香りです。本当にこの香りを純粋に表現するにはクリームをより軽く仕上げる工夫が必要でした。酸味と香りの調和は、今までの手法とは違う技法で生まれました。そう!少しずつでもいいから,より美味しさを求めていれば,違う方法を思いつくものです。


オリーブオイルとトマト
04
写真は、オリーブオイルとトマトですが、どうも納得できませんでした。バジルのクリームとトマトも試しましたがもう一つで販売するには躊躇します。そこでふと思いついたのがクレーム アンジュでした。フロマージュブランと木苺のお菓子です。今回はこれをマカロンとして表現してみます。


ブラッドオレンジ
05
最近、僕が好きな素材の一つです。オレンジと言うよりどちらかと言うと桃に近い香りと柑橘系の苦味と酸味を併せ持ったブーケが特徴です。時々歯に感じるオレンジのコンフィの食感が歯ざわりと香りに緊張感を与えます。


マンゴー・パッション・伊予柑・レモン
06
アルフォンソ マンゴの力強い香りが好きです.今回の目標は、マンゴの香りをフレッシュに近い状態で表現できるかがポイントでした。不思議なもので仕事を通して色んな素材で何十年も試作を繰り返す事により、素材の調和や組み合わせや変化が観えるようになります。今回の新作のマカロンは、去年までは気づかなかった事が明らかになり新たな表現として生まれたものだと思います。


黒無花果と木苺
07
唐津産の黒いちじく(ヴィオレソリエス)と木苺のコンフィチュールをマカロンにはさんだものです。この黒いちじくは、しっかりした無花果らしい香りと甘味が特徴です。鼻腔を抜けていく香りに野性味が残ります。木苺と調和させる事により、落ち着いた賓を観る事が出来ます。マカロンコックには,木苺のフリーズドライを混ぜ合わせより立体的な香りに仕上げてあります。


白桃と赤スグリとラヴェンダー
08
何回このテーマに挑戦しているんだろう?毎年、毎年懲りもせず同じテーマに挑戦しています。去年よりもより美味しく、成長させたいと願望だけはいつも強く思い続けています。白桃に赤スグリを調和させる事により白桃がより白桃らしい香りに変化します。桃とラヴェンダーの組み合わせは、ドゥニ リュッフェルさんのお菓子スタニスラスからヒントを頂いたものです。


塩ミルク
09
僕の子供たちは、小さいときから僕のお菓子やマカロンに親しんできました。ですからどんなお客様よりも愛情深くしかし、かなり手厳しく評価します。数少ない家族団らんのときに生まれた話題がミルクマカロンでした。イメージは、ぺこちゃんのミルキーですが・・・。素材と美味しさは、大人びた懐かしい表現です。もちろんゲランドの自然塩がなければこの美味しさは表現できなかったと思います。


スプモーニ
10
バーが好きです。よくうかがうバーが福岡に一軒と東京に一軒!僕のお菓子は、時にカクテルから創造へ繋がっていく事があります。最近凝っていたのがカンパリです。カンパリを使った色んな組み合わせを思うがままにリクエストして呑みます。たぶん2件のバーで20種類くらいは注文したんじゃないかと思います。これが出来るのもバーテンダーの力量があってこそです。そのなかで今回思いついたマカロンが今回のカンパリと日向夏です。自分なりに上手く表現できたかなと思います。伊達にただ呑んだくれてる訳ではないような気がするんですが??だいたい呑んべの言い訳は、こんなもんでしょう(苦笑)


ピスタチオ・クランベリー
11
ピスタチオとグリオットは、僕の組み合わせ合わせの中に今までも色んなお菓子やマカロン、コンフィチュールなどに登場してきました。今回は、ドライクランベリーをコンポートにして中に射込みました。黄緑と赤いコントラストが鮮やかに目に飛び込んできます。優しい杏仁香とクランベリーの酸味の調和が面白いと思います。


和三盆と栗
12
熊本産の2種類を使ったマカロンです。国見と利平を使っています。ペースト状に炊き上げた国見とコンフィチュールに炊き上げた利平は、それぞれの良い特徴が出たと思います。そして今回は、和三盆をマカロンコックに使う事で、新たな香りと食感が生まれました。少し香るバニラとシナモンがとても懐かしい

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コメント

初めまして(^-^)v
応援してま~す。

頑張ってくださぁい(^o^)/♪

投稿: さやか | 2010.04.16 19:34

いつもブログ楽しみに読まんでいます☆
いつも応援してるんでこれからもがんばってくださいネ♪

投稿: 骨董品 買取 | 2010.05.10 10:35

はじめまして。
色とりどりのマカロン、可愛くて素敵ですね。
先日銀座の三越に出店されているこちらのマカロンを見つけ、購入しようとしましたが、
店員さんの心無い対応をうけ、悲しくなり結局買わずに帰ってしまいました。
可愛いマカロンに癒されるはずが、逆に傷心を受けるはめに。
私も含め、多くの方がお菓子に癒しを求めていると思います。
それに見合った接客を心がけていただければ…と思い、こちらに書き込ませていただきました。
こちらのコメントは確認後、削除してくださって構いません。
失礼しました。

投稿: yuka | 2010.05.18 01:29

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