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子供の日のマカロン

数年前に発売して、評判が良くてよくお問い合わせをいただいたのが子供たちのためのマカロンを復刻したものです。もちろんその当時のものをより進化させたものになっています。
マカロン自体がどちらかというと、大人向きのためになかなか子供たちが、普段食べるには距離感があるために躊躇するのではないかと思って考えたものです。

子供たちの味覚の成長や香りに対する興味を抱くような入り口のマカロンです。子供たちの成長を願いながら。
もちろん大人も大丈夫です!

ミルクチョコレートのマカロン
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ビター全盛のボンボンショコラの時代に、相反するようなマカロンです。素直に本来のミルクチョコレートのテクスチャーを表現したものです。ミルクチョコレートの選択は、少し野性味の残るベネゼーラ産のエルレイ社ものを選択しました。キャラメル香とミルク香の豊かな味わいです。

塩ミルクのマカロン
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ペック社のホワイトチョコレートが好きです。いろんなホワイトチョコレートを使ってきましたが最近は、浮気はしていません。フランス・ヴァンテ地方の全脂乳のとても豊かな暖かいミルクの匂いとカカオの香りとのバランスがとれショコラ本来のテクスチャーを持つすばらしい調和を見せています。

抹茶ミルクのマカロン
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宇治和光の抹茶を使いペックのイヴォワールとあわせたものです。僕が子供の頃に食べていたような埃くさい、青虫のような香りの抹茶飴!これで子供に抹茶を好きになれなんてのは無理です。甘味と苦味と渋味の調和のとれた抹茶を子供たちに食べてもらいたいと思いました。食べやすくミルクの香りと合わせたものは、子供たちのお茶への興味の入り口をと思って作ったものです。

苺ミルクのマカロン
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子供の頃の味と香りの記憶は、大人になってからもずっと残っているものです。時折、苺とミルクの甘い香りが鼻の奥からよみがえります。題材は、佐久間の苺ミルクのキャンデーです。少しの遊び心と懐かしさで作ったものです。バタークリームとセミドライ苺のコンフィチュールです。そしてミルク香は、フランス・ブルゴーニュ・レジレ社の脂肪分26%の全脂乳の豊かな香りでで風味付けしたものです。

バニラのマカロン
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人工的な甘ったるい、工業的なフェイクのバニラの香りを本当のバニラと思っている子供たちがたくさん居るのも事実です。そしてある一面では、仕方の無いこととも思います。でもほんとうのバニラの香りを小さいときから感じれる幸せがあったらとも思います。ホワイトチョコレートのガナッシュには、本来のブルボン系バニラとタヒチバニラのアニスや花の香りを思い出させる2種類の香りをブレンドしてあります。少しでもどうかこの香りの素晴らしさが子供たちの記憶の中に届けばいいと思っています。

レモンのマカロン
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味覚の成長は、ある時期を境に変わっていくものです。生まれて直に好きになる味は、甘味とミルク香だと僕は、思っています。そしてその時期を過ぎると酸味の美味しさに気付くようになります。子供たちのために、いや酸味が苦手な人達のためにもレモンのマカロンの酸味は、軽く穏やかに表現してあります。本来はもう少し酸味が強いほうがレモンらしいとは思います。が・・・。酸味と火の入ったレモンのフランス的美味しさに興味を持ってもらいたいと思っています。

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